フォロワーからの何気ない一言が僕に火をつけた
『Mさん太りましたね。』
フォロワーからの何気ない一言が僕に火をつけた。
僕は元ランナー。箱根駅伝を走った時は体重51kgだった。僕の身長くらいの成人男性は平均体重が60kg前後であるのを考えるとかなり痩せていたと思う。体脂肪率は5%とかだったかな。
ところが少しでも体重が増えているとストレスで拒食に近い症状が出ていた当時が嘘だったかのように、競馬終わりのピザーラを楽しむ生活を続けた結果ピーク時には体重が66kgにもなっていた。
コロナ禍で外出の機会が減り自分が太っていることに対しては何も思うことはなかったが、フォロワーからの一言により自分が怠惰な生活を送っていること自体に嫌悪感を感じるように。
このままではいけない。
何より自分が現役ランナーの時に結果を出せていたのは研究心、自制心があってこそだった。今の自分に研究心はあるが、自制はできているだろうか。
いい競馬の予想をするためには自分の体調管理も必要不可欠なのではないか。
そう気づいた5月、半年付き合ったピザーラに別れを告げた。
現在体重は66kg→60kgに。
毎朝オートミールと納豆、卵を混ぜたものを食べるようにしている。
代謝を落とさないよう水分の補給はこまめに。
過度な運動は必要ない。手持ち無沙汰になったら涼しい時間にボブ・マーリーを聴きながら散歩するくらいで十分な運動になる。
大事なのは食事に対する意識の変え方。酒は飲んでもいいが、自然と距離を置くようになった。
意識改革を行なってから競馬の予想もパフォーマンスが上がってきた。
この1ヶ月の軸馬の単勝回収率が141%、複勝回収率が97%。
得意なダート戦に限ると単勝回収率が172%、複勝回収率が111%だ。
もちろん現状に満足はしていない。
競馬はスポーツ。スポーツを本気でやっていた僕がそう思うのだからこれは間違いない。
成績が上がらない時はその原因と愚直に向き合い、パフォーマンスアップのためにまた努力をするのだ。
このブログではアスリートの経験を通した僕のマインドと、体調管理、ダイエット方法などを共有していきたい。
競馬と関係がないように見えるかもしれないが、案外そうとも言えないかもしれないというのはこれまでの経緯を読んでもらえればわかってもらえるはず。
今週は大井で帝王賞がある。
地方馬だが完全に一皮向けたカジノフォンテンがどういう競馬をするのかが非常に楽しみ。
この舞台が得意なオメガパフューム、昨年チャンピオンズカップ勝ち馬のチュウワウィザード、その他にもマルシュロレーヌやクリンチャーなど好メンバーが揃った。
同コースで行われる東京大賞典とは時期の違いによりペースやラップに明確な差が出る。
東京大賞典は冬で馬場が重いこともありタフな決着になるが、この帝王賞は速いラップが続き高速の持続戦となりやすい。
こういうラップが得意なのはチュウワウィザード、オーヴェルニュ、マルシュロレーヌあたりになる。
舞台適性で言うなら当然オメガパフュームも外せない。クリンチャーはややずぶい所があるから速いペースを抱えて追走できるかどうかにかかっているだろう。
意識改革をした今回、帝王賞は得意としているダートのG1なだけに、僕にとっても大事なレースとなりそうだ。
